パクリなのかどうなのか。

HIGHWAY61という新人バンドがちょっと話題になっています。
でもパクリ疑惑がかかるというあんまり好ましくない話題のなり方ですけどね。
まとめサイトによると「サヨナラの名場面」という曲が中島みゆきの「ファイト!」に酷似しているとか。
で実際にその問題の部分を聞いてみたのですが確かに似ていないといえば嘘になりますね。
本当にパクッたかどうかは作曲した方にしかわからないわけで、今までパクリ疑惑がかかったアーティストは数多いますがそれによってアーティスト生命を絶たれたという話はあまり聞きません。
ちょっと前にも河口恭吾の某ヒット曲が徳永英明の曲と似ていると話題になりましたけれどその後も河口恭吾は活躍していますし、
オレンジレンジに至ってはある意味パクリを公言しているにもかかわらず今だ人気があります。
もし本当にパクッたとして某アイドルみたいに潔くパクリましたごめんなさいって方が新人バンド的にはまずいのじゃないかなぁ。
それにパクッた相手があの中島みゆきでしかもCMでも流れていた有名な曲ですよ、意図的にパクッたとは思いがたい。
とはいえ中島みゆき意外にもパクリ疑惑のかかった曲はあるそうなのですが。
本当にパクッてそれを堂々と発売しているのならある意味大物w。
だからと言って私はパクリを推奨しているわけではありませんよ。
でもパクリかどうかというのはその判断も難しく例え訴訟に持ち込んだとしてもあまりメリットがないんですよね。
訴訟に持ち込んだ例として小林亜星の「どこまでも行こう」と服部克久の「記念樹」の裁判があります。
あれも結構長いことやってましたよねぇ。結果は小林亜星が逆転勝訴しました。
こういう行為は意義あることだと思うのですがなかなか腰を上げる人がいないのが現状。
ちなみに小林亜星は某音楽著作権団体の議員さんだとか。
まあ結局のところパクリかどうかを判断するのは我々リスナーであり、パクリだと思えば買わなければいいわけです。
それがパクリ廃絶に繋がっていくんじゃないでしょうか。