機動戦士ガンダムF91

久々に見たんだけど序盤がものすごくえげつないね。
ほんと連邦軍おまいら何やってんだって感じだよ。
コロニーの外壁ぶち破って入ってくるわ、足元に人いるのにどかどか戦闘するわ、
挙句の果てには子供を盾にしろとか言う始末。
でもそんな状況の中でも逃げる人は阿鼻叫喚するわけでもな結構淡々と逃げてるのが気になった。
別にこの作品に限らず宇宙世紀モノのガンダムってこういう戦闘状況下でもあんまり人々がギャーギャー騒いでるイメージがない。
みんな淡々と逃げて淡々と死んでるようなイメージ。普通はもっと必死になるだろとか思うんだけど。
なんだろね宇宙っていうある意味死と隣り合わせの空間がそうさせるのかしら。
反面、最近やってる種はそういうとこ過度に描写してる。その間くらいがいい塩梅だと思うんだけど。
あと作品自体のテンポがすごく速い、二段飛び、三段跳びで駆け上がってる感じ。
でもF91製作の経緯を考えると仕方ないのかもしれませんが。
そのテンポの速さが作品としての完成度を下げてる。
他にももっとイロイロ掘り下げて描いてほしい部分があるんだけど残念です。
最後の「THIS IS ONRY THE BIGINNING」っていう文字がものすごくさびしげだわ。
Zガンダムの劇場版じゃなくてF91の劇場版三部作作ればいいのに。
30周年あたりで是非やっていただきたいです。